子育て・教育

子ども同士のケンカ。シングルマザーの私はどうしたらいい?

 

子ども同士のケンカ。シングルマザーの私はどうしたらいい?

子どもが成長するにつれ、学校や習い事など交友関係も広がっていきます。子どもがいろいろな人と知り合い、人間として成長するのは喜ばしいことです。しかし、友人知人が多くなればなるほどケンカが起こる確率も高くなります。たいていのケンカは子ども同士、もしくは先生の仲裁で解決できるものですが、ときに親同士を巻き込むトラブルに発展することがあります。そこで今回は、子ども同士でケンカが起こった場合、どのように対応するのがベストなのか、考えてみます。

著者 パル吉

交友関係が広がると、ケンカも起こりやすくなる

こどものケンカ。シンママの私はどうしたらいい?
(画像=fizkes/shutterstock.com)

子どもが小学生くらいになると、行動範囲や交友関係がどんどんと広がるようになります。また、学校や習い事などがきっかけで、親同士の面識がない子どもとも仲良くなっていきます。我が子に友人が増えるのはとても嬉しい反面、子ども同士のケンカに頭を悩まされることも多くなるでしょう。

特にシングルマザーの場合、子どもと接する時間がどうしても限られたり、世間の風当たりが強く感じられたりすることが多いものです。そこで大切になるのが、子どもや相手のご両親、学校などへの対応の方法です。対応の仕方を間違えると、子どもの交友関係に亀裂が生じ、子どもが学校や習い事などで、居心地が悪くなってしまう可能性があるのです。

大切なのは状況を冷静かつ的確に判断すること

子どもが友人とトラブルになり、相手にケガを負わせてしまった……。もしくは相手にケガを負わされてしまった場合、心中穏やかではいられなくなってしまいます。自分の子どもや相手の子どもに憤りを感じると同時に、果たして自分1人で解決できるのかと心細くなってしまいます。もしかしたら、「こんなときに父親がいれば頼りになったのに……」と感じてしまう人もいるかもしれません。

しかし、ここはひとつ冷静になることが大切です。どういう状況でトラブルが起きたのか。自分の子ども、もしくは相手の子どもにケガがある場合、ケガの程度はどれくらいなのか。まずは事実確認と情報収集をしっかりと行うことです。ある程度情報が集まれば、次にとる行動が自ずと見えてきます。

間違っても、何もわからないうちから自分の子どもを叱ったり、相手のご両親や学校に謝罪を要求しないことです。もちろん、「自分が見ていないところで起こったことだから」と、学校や先生に解決を丸投げするのもいただけません。

「やっぱりシンママの家庭だから……」と思われないために

まずは子どもとしっかりと話し合いましょう。何がきっかけで、どういうことが起こったのか。いま自分はどういう気持ちなのか。それらを子どもに正直に話してもらうようにします。そして、子どもの気持ちを受け止めてあげてください。子どもの言い分をしっかりと聞き、共感してあげることで、子どもは「あぁ、お母さんはしっかりと自分の話を聞いてくれるんだ」と安心し、母親のことを信頼してくれるようになります。

シングルマザーの家庭の子どもが友達とケンカした際、味方になってあげられるのは母親だけです。しっかりと親子関係の絆を構築しておく必要があります。

子どもの話を聞き終えたら、次は事実確認です。学校や先生に連絡し、トラブルが発生した背景や、その時の情報をしっかりと聞くようにしましょう。このとき、決して感情的になったり、学校や先生を責めたりするような口調にならないように気を付けてください。あくまでも冷静に、事実のみを確認することが大切です。そのうえで、相手のご両親と話をするべきかどうか、判断を仰いでください。

また、学校を通さずに、直接相手のご両親に話しに行くのはNGです。学校を介さずに、親同士でトラブルを解決しようとすると、こじれたときに厄介です。また「○○さんが些細なことで我が家に乗り込んできた」などと、あらぬ噂を立てられてしまうことがあります。

学校や先生が「両親で話し合ったほうが良い」と判断した場合は、必ず先生がいる場で話し合います。学校でトラブルが起きた場合は学校で、習い事で起きた場合は習い事の教室で話し合うのが一番でしょう。このときも決して感情的にならずに、冷静に自分の言い分を伝え、謝罪をする場合は丁寧に謝罪するようにしてください。

残念ながら、このようなトラブルが起きたときに「シングルマザーの家庭だから」という言い方をする人が一定数います。このときも決して怒りに任せず、冷静に、かつきっぱりと「家庭の事情は関係ない」ということを伝え、訂正してもらいましょう。

普段から子どもとの信頼関係をしっかりと構築しておくこと

子ども同士でトラブルが起こってしまったときは、どうしても心中穏やかではいられません。しかし、感情に任せて行動してしまうと決していい結果にはならないので気をつけてください。

大切なのは子どもの意見をきちんと聞き、事実関係を把握すること。そのためにも常日頃から、ほんの数分でもいいので学校や習い事でどのように過ごしているのか話をする時間を設けておきましょう。子どもとしっかりコミュニケーションを取り、信頼関係を構築しておけば、トラブルが起きてもスムーズに解決することができるでしょう。