暮らし・ライフハック特集

【連載#5】民間のネットワーク・支援団体

『新版 子連れ離婚を考えたときに読む本』より一部抜粋

【厳選】ママスマ編集部 おすすめ書籍を紹介 新たな生活に踏み出したシングルマザーの私たち。しかし、足元を見ればお金、教育、仕事、養育費などなど、不安と悩みは尽きません。それらの悩みに対し各方面の専門家、そして先輩たちが、書籍を通してたくさんの知恵を提供してくれています。ママスマ編集部では、そんな知恵とアドバイスの詰まった書籍を厳選、内容を抜粋して紹介してまいります。

目次

  1. ひとり親のネットワーク作り
  2. 活躍中の民間団体
  3. 電話相談できる民間の離婚相談窓口

ひとり親のネットワーク作り

【連載#5】民間のネットワーク・支援団体
(画像=Siam/stock.adobe.com)

 私が離婚後に求めていたものは同じ経験をしている仲間の声でした。そこで私は離婚後にホームページ「母子家庭共和国」を立ち上げ、たくさんの仲間に出会いました。
 今なら、フェイスブックなどのソーシャルネットワーキングサービス(SNS)がお奨めです。SNSなら簡単に自分の紹介ページを立ち上げることができ、日記などを配信することによって同じ境遇の仲間と友達になれたり、「離婚」や「ひとり親」をテーマとしたコミュニティに参加して仲間を探すこともできます。

活躍中の民間団体

 ひとり親を支援する民間の応援団体もいくつかあるので、特徴を理解してご自分に合った会を選び会員登録し、情報を生かしてネットワーク作りにお役立てください。

NPO法人M-STEPhttp://m-step.org/)
 私が理事長をつとめる団体です。ひとり親の恋愛や再婚、子連れ再婚家族(ステップファミリー)支援を目的に様々な活動をしています。定期的な会員交流会、カウンセリングサービスや支援者向けのカウンセリング講座などを行なっています。ひとり親になって恋愛に興味をもったとき、悩んだときには頼りになります。

NPO法人キッズドアhttp://www.kidsdoor.net/)
 教育に多額の費用がかかる日本では、親の経済力の差が学力格差につながっていて、それが不利な就職にもつながっています。キッズドアは経済的に苦しいひとり親家庭や児童養護施設、被災地で暮らす子どもたちが、高校や大学への進学を諦めることなく頑張れるような社会を目指して活動しています。

認定NPO法人フローレンスhttps://florence.or.jp/)
 ひとり親家庭は子どもが熱を出したら休みが何日も続いてしまい、収入減や失職のリスクが高まります。フローレンスはひとり親家庭のために寄付を原資に低価格の病児保育を提供し、支え合える社会を目指して活動しています。フローレンスの病児保育はその日の朝8時までに依頼すれば利用できる嬉しいサービスです(事前に要会員登録)。

NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむhttp://www.single-mama.com/)
 1980年に児童扶養手当削減に反対したシングルマザーたちが集まって会を発足しました。2002年に法人化し、当事者を中心にシングルマザーが子どもとともに生きやすい社会を求めて提言活動を行なっています。新年会や夏合宿等の交流会も盛んです。北海道、岩手、福島、富山、福井、関西、出雲、松山、福岡、沖縄に姉妹団体があります。

電話相談できる民間の離婚相談窓口

 民間団体には無料で電話相談を行なっているところがたくさんあります。ただし、以前に私のクライアントが何でも相談可能な電話相談に電話をして「これからあなた大変よ!離婚なんかやめたほうがいいわよ」と言われ、ますます落ち込んでしまったことがありました。離婚相談はカウンセリング知識と法律知識の双方が必要なので、専門の相談窓口に相談されることをお奨めします。

・NPO法人M-STEP(050‐5576‐3513)
無料相談あり。有料相談は事前予約制で、メールカウンセリング(往復3千円)や電話カウンセリング(40分5千円)、対面カウンセリング(1時間1万円)を行なっています。

・家庭問題情報センター「無料電話相談」(03-3971-8553)
毎週水曜日と金曜日の午後1時〜4時まで。対面相談は有料で予約制(1時間5千円)。相談室が東京、大阪、千葉、名古屋、広島、福岡、栃木にあり。

・しんぐるまざあず・ふぉーらむ
毎週火曜と水曜の夜(15〜21時)、無料電話相談を受け付けています。メール相談は随時受付中です(祝日は休み)。

新版 子連れ離婚を考えたときに読む本
新川てるえ(しんかわ・てるえ)
NPO法人Wink理事長。1964年東京生まれ。10代でアイドルグループのメンバーとして芸能界にデビュー。その後、2度の結婚、離婚経験を生かし97年12月にインターネット上でシングルマザーのための情報サイト「母子家庭共和国」を主宰。2002年、家庭問題に悩む女性の自立を支援するNPO法人Winkを設立。現在は、家族問題コメンテーター・カウンセラーとして、雑誌やテレビなどに多数出演。「子どもの健全育成のために大人世代の責任の全う」を目標に、活動を展開中。厚生労働省・母子家庭施策のオブザーバー、東京都DV一時避難施設の契約カウンセラーなども行なう。主な著書に『離婚後の親子関係サポートBOOK』(ひつじ書房)、『できる!シングルマザー生活便利帳』(山海堂)がある。

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