【厳選】ママスマ編集部 おすすめ書籍を紹介

新たな生活に踏み出したシングルマザーの私たち。しかし、足元を見ればお金、教育、仕事、養育費などなど、不安と悩みは尽きません。それらの悩みに対し各方面の専門家、そして先輩たちが、書籍を通してたくさんの知恵を提供してくれています。ママスマ編集部では、そんな知恵とアドバイスの詰まった書籍を厳選、内容を抜粋して紹介してまいります。

行動でウツ抜け07—赤ちゃんの健康に関する心配事はネットに頼りすぎない

POINT1:ネット情報は監修者が専門家かどうかを判断基準に

POINT2:不安な場合は直接専門家に相談する

ネット上にはさまざまな情報があふれているため、取捨選択するのはむずかしいですよね。特に、赤ちゃんの成長発達や医療情報に関しては、正しいかどうかを注意して見きわめる必要があります。それをジャッジするのは簡単なことではありませんが、*ヘルスリテラシーが高い人は心身ともに健康状態も高いという研究結果もあります。

判断方法としては、専門家の監修がついているものや専門家自身が発信しているものなどがよいでしょう。それでも迷ったら、専門家に直接相談しましょう。

*健康や医療に関する情報を収集、それを理解し、その中からベストなものを選択してそれを行動に移す力。

行動でウツ抜け08—話を聞いてくれるママ友や家族など大人と会話する時間をつくる

POINT1:何が不安なのかが明確になる

POINT2:何ストレス解消の時間になる

産後は一日中赤ちゃんと二人きりというママも多いのが現実。言葉でのコミュニケーションがむずかしい赤ちゃんとずっといっしょで、大人と会話する時間が激減するのはつらいものです。そのため、家族や友人、子育て中のママなどに話を聞いてもらえる時間を積極的につくりましょう。身近な人に聞いてもらうことがむずかしい場合は、自治体に相談してもOK。聞いてもらうことで、どんなことが不安なのかを自分で理解できると解決策にもつながります。

行動でウツ抜け09—自分を責めない

POINT1:ママと赤ちゃんが笑顔でいることが一番

POINT2:ママがんばりすぎが正しいとは限らない

育児には偏差値がなく、ひとりひとりに最適な育児がわかる教科書もありません。そのため、無意識に理想の母親像に近づこうとしたり、まわりのママと自分を比べたりしがちです。理想を追い求めてママがつらくなってしまうのは本末転倒。赤ちゃんとママの心と体が健康であることを第一に考えましょう。

産後は体や環境の変化から自分が思うようにいかないことがたくさんあります。そんなときは絶対に自分を責めないでください。掃除や洗濯ができなくても、ごはんが作れなくてもOK。ママと赤ちゃんが笑顔でいることができたら、十分です。

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監修:小野陽子
産婦人科専門医、日本女性心身医学会認定医、女性医学会専門医。岩手医科大学医学部卒業。聖路加国際病院女性総合診療部をへて、東邦大学医療センター大森病院心療内科、対馬ルリ子女性ライフクリニック銀座に勤務。体と心の両面から女性の健康を支えている。3人の男の子のママでもある。