【厳選】ママスマ編集部 おすすめ書籍を紹介
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離婚家庭の子どもの気持ち その1

・お名前:林明菜(仮名)/・性別:女/・年齢:11歳
・お住まい:千葉県/・両親の離婚:8年前
別れた親の悪口は言わない
11歳になる林明菜ちゃん。ご両親が離婚したのは3歳のとき。物心ついたときにはお母さんとお兄ちゃんと、おじいちゃん、おばあちゃんとの生活が普通に始まっていて、お父さんがいないことについて不思議に思ったことはないそうです。
明菜ちゃんのご両親の離婚の理由は酒乱による家庭内暴力。暴力に耐えられずに1歳半のときに別居。1年半も調停に時間がかかったのは、家業をついでもらうため養子縁組していた元夫が財産分与を要求して、離婚になかなか合意しなかったからだそうです。
苦しみながら回を重ねる席で調停委員が「離婚後に別れた親の悪口を聞いて育った子に幸せな子はいない。あなたは賢いからわかるだろうけれど、決してお父さんの悪口を言わずに育ててほしい」とアドバイスされたことがお母さんの心に響きました。
なかなか離婚の合意を得られずに相手を強く憎む気持ちもありましたが、アドバイスを守って離婚後も父親の悪口を子どもたちに伝えることなく、同居する両親とも話し合って、まわりからも悪口が伝わらないように配慮しながら子育てをしてきました。
兄妹は定期的にお父さんと面会交流しています。「パパの好きなところは?」と聞くと「優しいところ、何でも買ってくれるところ、おいしいものを食べに連れて行ってくれるところ」という答えが返ってきました。会うときにはいつも優しいお父さんだそうです。
離婚については、小さなときからママが明菜ちゃんにちゃんと伝えていました。「小さなときに公園などで子どもを遊ばせていると、『パパはお仕事行ってるの?』などと子どもに聞く大人がいて、そのたびにアキは何のことだろう?という顔をしていました。小さくてまだ理解できないだろうとは思いましたが、できるだけわかるように小さなときから伝えてきました」とお母さん。
子どもの本心は「パパはパパだけ」
明菜ちゃんの家庭は養育費なしで面会が継続しているというまれなケースです。養育費も払っていない父親が子どもに難なく会えるなんてとよく言われるそうですが、お母さん自身が子どもにとって父親との良好な関係が必要だと理解しており、できる範囲のことで関わりをもってくれればいいと感じているそうです。
最近は離婚のわだかまりも解けて、お母さんも参加して親子で食事をすることもあるのだとか。
「お前がどれだけ俺の悪口も言わずにふたりを育ててきたかよくわかるから、感謝していると元夫に言われます。養育費すらもらっていませんが、父親として子どもを思う気持ちとその感謝の言葉に救われます」。
そんなお父さんとお母さんを見て子どもたちは「パパとママ、意外と仲いいじゃん、再婚したら?」と言うこともあるそうです。
「パパとママがもう一回結婚できたらいいな」と明菜ちゃんの口から出たセリフを聞いて、「ママがパパじゃなくてもっとステキな人と再婚することになったらどうかな?」と意地悪な質問をしてみました。「絶対にヤダ!」即座に返事が返ってきたので「どうして?」と聞いたら、「アキのパパはパパだけだから」という答えでした。
まわりの大人の配慮が大切
乳幼児の時期に親が離婚し、心の揺れを経験したわけではないのに、離婚のマイナスイメージを背負って育っていく子どももいます。明菜ちゃんのように親の努力によって離婚後も離れている父親と良好な関係を継続し、親の離婚についてマイナスイメージをもつこともなく素直に育っている理想的なケースもあります。
明菜ちゃんはパパとママが昔、喧嘩をして一緒に暮らせなくなったから別れたと離婚について理解していますが、離婚家庭であることで困ったことや悲しい思いをしたことはないそうです。
学校でお友達に「何でパパがいないの?」と聞かれると、困ることもなく「わかんない」って答える明菜ちゃん。「聞かれて困らないの?」と尋ねると「そんなにしつこく聞いてくる人はいないから別に困らないよ」だそう。離婚をマイナスイメージで伝えたり隠したりする人がいないまわりの環境が、明菜ちゃんを素直に育ててきたのでしょう。
11歳の子どもから親の離婚についての考えを聞き出すのは難しく感じましたが、ストレートに返ってくる返事の中で、何よりも心に残ったのは「アキのパパはパパだけ」というひと言でした。
離婚の理由は様々ですが、大人の事情によって子どもたちを振り回すことなく真実のみをきちんと伝えることが大切です。子どもにはどんな親でも唯一の親として受け入れていきたい気持ちがあります。養育親側の勝手で離れて暮らす親を遠ざけるのではなく、離婚後も親子交流していけることが子どもにとっていい影響を与えることは、明菜ちゃんのケースからも強く感じられました。
離婚家庭の子どもの気持ち その2
・お名前:藤森裕子(仮名)/・性別:女/・年齢:14歳
・お住まい:千葉県/・両親の離婚:2年前
子どもが感じる両親の喧嘩
藤森裕子ちゃんは、中学2年生。私立中学に通うために受験勉強中だった一昨年の2月にご両親が離婚しています。思春期の多感な時期、いつも目の当たりにしていた両親の喧嘩についてこう語ります。
「なぜ喧嘩していたのかはわからなかったけど、いつも最初はママが一方的に怒り出して、パパが逆ギレする。ひどいときには暴力になることもあって、あまりひどいと心配で止めに入っていた」。止めに入ると最後には「お前のせいだ」と母親から怒られることもあって、喧嘩の発端は自分のせいなのかもと考え、「私が悪いのかな?」 と思うこともあったけれど、どうしたらいいのかわからなかったと言います。
裕子ちゃんのインタビューをしながら、離婚後の親子関係修復のための啓発ビデオ(最高裁制作)で見た映像を思い出しました。親の喧嘩を柱の影から悲しげに見ている主人公のエミちゃん、クマのぬいぐるみを抱きしめながら「神様、エミがいい子でいますから、どうかパパとママが喧嘩をしないように」と祈るシーンがありました。
両親の喧嘩は決して子どものせいではないはずなのに、子どもは喧嘩を目の当たりにすると自分が悪い子だからパパとママが喧嘩していると自分を責めてしまうことがあります。裕子ちゃんの話からもそんな様子がうかがえました。
離婚についてはご両親が揃った席で裕子ちゃんに伝えられました。「パパとママは嫌いなわけじゃないけど、一緒にいると喧嘩ばかりだから離れていたほうがいいと思う」と伝えられたときには悲しい思いをしたそうです。でも離れて暮らして両親の喧嘩する姿を見ることもなくなり、1年半たった今ではこれでよかったんだと思えるようになったと言います。
幼児期の父親との関わり
今、裕子ちゃんは血のつながりのないお父さんと3歳の妹と一緒に生活しています。裕子ちゃんのお母さんは、裕子ちゃんの実のお父さんと離婚したあと、裕子ちゃんが4歳のときに現在のお父さんと再婚しましたが、その後二度目の離婚をしました。
最初の離婚は裕子ちゃんが物心つく前のことで、乳児だったため記憶にないとのこと。実のお父さんとは小学校の頃に二度会って話をしたことがあるそうですが、あまり親という感じがしなかったと言います。
「知り合いのおじさんという感じで今でも会いたいと思わない」と言います。「じゃ、今のパパが裕子ちゃんにとっては本当のパパなのかな?」という質問にうなずきながら「でも会ってみたいお兄さんがいる」と教えてくれたのは、最初の離婚後にママが恋愛して一緒に暮らしたお兄さんがいてとても優しくしてもらったので、再会したいという思いが強いそうです。最初に父親を意識する2、3歳の時期に一緒に過ごしたお兄さんとの想い出が、離れて暮らす父親への思いとなっているのかもしれません。
一概には言えませんが、親を意識する幼児期の親子関係や関わり方が、成長してからの離れて暮らす親への気持ちに、関係するものがあるのかもしれないと思いました。
離れて暮らすお母さんへの思い
二度目の離婚のときに血のつながりのないお父さんとの生活を選んだのはなぜ?という問いかけに「最初はママと暮らしたいと思ったけど、経済的なことを考えてパパのところで生活したほうがいいと思った」と言います。お父さんからも「離婚しても幸せに育てていくよ」と言ってもらったことで安心して選んだとのこと。
別れたあとも裕子ちゃんのお父さんが経営する会社でお母さんは働いています。「離婚してもパパとママの関係があまり変わらないように見えたから、ちゃんとケジメをつけてほしいと感じていた」。変わらない両親の様子を見ていて、ケジメがないと思いながら、もしかしたらそのうちまたやり直せるのではとも期待し、それを望んでいたとも言います。
離れて暮らすお母さんへの気持ちを聞いてみると「離れてから冷たく感じる。何かお願いすると『もう家族じゃないから』と言われることがある。離れて暮らしていても、実の親であることには変わりがないということをわかってほしい」とのこと。
「離れていても親であることには変わりがない」—子どもが思っていることはみんな同じです。
親の恋愛をどうとらえているか?
半年くらい前に裕子ちゃんはお父さんから彼女ができたと伝えられました。「すごく嫌でした。ママのことも気になったし、彼女には絶対に会いたくないと思いました」。
しかし現在、裕子ちゃんはお父さんの再婚予定の彼女の家で暮らしています。「実際に会ってみたら子どもの話をちゃんと聞いてくれる人だったから」と言います。
裕子ちゃんは今のお父さんがとても幸せそうだから、このままいつまでも幸せでいてほしいと思っています。血のつながりがないと考えてしまうとつい遠慮しがちだけど、もっと色々な話をして楽しく暮らしていけたらいいなと思っています。
離婚家庭の子どもの気持ち その3
・お名前:石川朋子(仮名)/・性別:女/・年齢:28歳
・お住まい:東京都/・両親の離婚:28年前
実の親には「会いたい」よりも「見てみたい」気持ち
石川明子さん(28歳)は生まれた年にご両親が離婚して、以来ずっと母子家庭で育ちました。小さなときからお母さんの恋愛相手がそばにいてお父さんのように接していたので、離婚家庭だと知ったのは小学校5年生の頃のことだったと言います。
「ウチは離婚家庭なんだよ」とお母さんから伝えられたときには、なんとなくそうじゃないかと思い始めていた時期だったので、大きなショックもなく「やっぱりそうだったんだ」と真実を受け止めることができたと言います。
お母さんがお付き合いしていた男性は定期的に家に来て、3人で旅行に行くこともありました。お父さんは単身赴任していてたまに帰ってくる人だと思っていたので、友達にお父さんの話を聞かれてとくに困ったこともなかったそうです。
「私はまわりからどう思われているのか非常に気にするタイプなので、思春期の頃までお父さんと呼べる人がそばにいてくれて、安心して育ってこれたことはよかったと感じています」と言います。その後、お母さんが彼と別れたあとにも親子として交流が続いているとのこと。
それでは実の父親に対する思いはどうでしょうか?事業に失敗して経済的破綻で離婚に至ったと聞いています。生まれたばかりのときに両親が離婚しているので、もちろん記憶にはありません。写真を見たことがあるそうですが「ふーん、こんな人なんだ。でも私には関係ないわ」という感想だったそう。
「小さいときには一度見てみたいとは思っていましたが、今となってはとくに会いたいとも思いません。会ってみても何かが変わるわけではないし、恨み言を言ってしまうかもしれないので」。
私の娘も別れた父親との15年ぶりの再会の前に「会っても話すことないし、何を話そう?」と不安気に出かけていったことを思い出しました。
「ママは面会交流を推進する活動をしているけど、離婚家庭の子どもがみんな、別れた親に会いたいと思っているわけじゃないと思うよ」という娘の言葉どおり、「会いたい」よりも「見てみたい」という気持ちが強く、実際に会ってしまうと何を話していいのかわからないし、受け入れられるかどうか不安だというのが子どもの本心なのだと思います。
「あなたのために頑張っているんだから」は親の身勝手
石川さんにインタビューをお願いしたときに「私にとって親の問題はものすごくデリケートです。それはひとり親家庭だから、離婚しているからというよりも、単純に親とまったく気が合わないからという部分が大きいです」と言われました。親との関係を考え始めると途端に憂鬱な気分になってしまうとも打ち明けられました。
石川さんのお母さんはとても気丈な方で「母子家庭だからとは言わせない」といつも頑張っていたと言います。自分がさせてもらえなかったので、せめて娘にはよい教育を受けさせてやりたいという一心で事業を起こし、起業家として頑張っていました。そのかいあって石川さんは二度も海外に語学留学をさせてもらっています。
「母の努力は理解していますが、『あなたのためにこんなに頑張っているのに何で反抗的なの?』という気持ちを感じることが多く、お母さんとの1対1の関係は逃げ場もなく非常に苦しい時期もありました」とのこと。
今でもお母さんとは会うと喧嘩をしてしまうことが多く、それが石川さんにとっては悩みの種でもあるようです。「単純に気が合わないから」と言われましたが、「いい娘がほしかったんだろうなと考えることがあります」というひと言から、頑張ってきたお母さんを素直に受け入れたいという優しい気持ちを感じました。
また、「あなたのために頑張ってきた」を長い間押し付けられてきたことへの反発も感じました。2つの気持ちがぶつかりながら素直になれない自分を責めてしまうことが、今でも悩みになっているのでしょう。
「あなたのために」とあえて伝えなくても、子どもは自分のために親が頑張っていることを見て学びます。「あなたのために」と言われると逆に反発したり重荷になってしまうのではないでしょうか?
子どものためにと思いながら踏ん張る気持ちはよくわかりますが、親が子どものために頑張ることは当たり前です。それを「あなたのために頑張っているんだから」と伝えることで、子どもに重い荷物を背負わせてしまうのは親の身勝手ではないでしょうか?
離婚家庭の子どもの気持ち その4
・お名前:谷口隆(仮名)/・性別:男/・年齢:31歳
・お住まい:埼玉県/・両親の離婚:20年前
養育親の苦労から離別親への憎しみが育つこともある
谷口隆さん(31歳)がご両親の離婚を経験したのは11歳の頃。小さなときからお母さんと隆さんに暴力を振るう父親でした。まだDV法もない時代、暴力を振るわれてお母さんに連れられ実家に避難することもたびたびあり、幼い頃の記憶に残っています。
たび重なる暴力にお母さんが耐えていたのは、経済的に自立できないから仕方がないと子どもながらに理解していたそうです。お父さんの浮気が原因で離婚することになったときには「お父さんが家からいなくなればお母さんもボクも楽になれる」と感じ、悲しいという感情はなかったと言います。
離婚後にお母さんは児童扶養手当に頼りながらパートを4つかけもち。生活費を貸してくれる先もなく、父親からの養育費の支援もなしに女手ひとつで隆さんを育てました。決して父親の悪口を言うこともなく、離婚したのちも父親の愛を感じて育ってほしいと、親子交流がとれるように配慮する努力も見られました。「夜、泣きながら『お誕生日だから隆に何かしてやってほしい』と電話している姿を見たこともあります」とのこと。
そんなお母さんの努力もあって離婚後も続いた親子関係。でも隆さんはお父さんを許すことはなかったようです。「今でも憎い父親です。死んでも悲しいとは思わないでしょう」と言います。
逆にお母さんに対する思いは強く「マザコンと言われるかもしれないけれど、母親は絶対に幸せにしたい。裕福な生活をさせて父親にその幸せを見せつけてやりたい気持ちです」とのこと。
幼児期に経験した実親からの暴力、ストレスで自立神経失調症にまで追い込まれていた母親の姿を見て育ち、それでも弱音を吐かずに気丈に頑張ってきたお母さんへの愛情は父親への憎しみになっているようです。
離婚後に親子交流があれば子どもは健全に育つという単純なことではなく、そのケースに合った関わり方や意思の疎通ができていないと、逆に憎しみを助長することになるのだと思いました。
異母兄妹への思いは複雑
離婚後、お父さんは浮気相手と再婚。新しいご家庭には隆さんと異母兄妹にあたる妹が誕生しています。19歳の頃に2歳の女の子を妹と紹介されたときには、かなりの驚きと嬉しさがあったとのこと。隆さんが2歳の頃に実の妹が産まれるはずだったのに流産していることもあり、異母兄妹とはいえ、特別な感情があったのかもしれないと振り返って語ります。
隆さんが19~25歳、妹が2~8歳の約6年間は定期的に兄妹交流がありました。親の離婚とか世間体は関係なしに妹を愛おしいと感じていたと言います。でもなぜかいつも引っかかるものがあり、年々、交流を重ねるたびに罪悪感が増していきました。
離婚後に新しい家庭に生まれた子どもを、離れて暮らす子どもに安易に紹介することに私は反対です。隆さんの場合には嬉しい気持ちもあったようですが、やはりお母さんの気持ちを気遣いながら罪悪感を感じ、数年後には自分の意思で妹との関係を断ち切る決意をしたと言います。「口にはしなかったけど、会いに行けば母親が悲しい思いをしているのがわかったから」だそうです。
妹の12歳の誕生日に内緒で会いに行ったのを最後に、もう会わないと決意しました。「妹には両親が揃っているので幸せになれるだろうという思いがありますが、将来、親が老いたときに苦労しないだろうか?父親の暴力で俺の二の舞にならないだろうか?と心配なのが正直なところです」と言います。
離婚や父親を反面教師にして学んだこと
離婚当初は、隆さんは学校では家庭のことは隠していたので、父親参観や運動会で「なぜお父さんが来ないの?」と聞かれることで嫌な思いをしたこともあるそうです。子どもなりにそのつど揺れる気持ちを整理しながら、いつしか「堂々としていよう」と思えるようになったそうです。
「いい経験をしたと思います。精神的に強くなりました。人が乗り越えられないところも、自分には乗り越えられるという自信があります」と言います。
自分にも父親と同じ血が流れている、だからこそ暴力は絶対にしないという気持ちが緊張感にもなっているそうです。取材を通して感じる隆さんの印象は、感情的にならずに冷静に物事を判断する優しさをもった男性でした。これまでの苦労から父親を反面教師にして学んだことなのではないでしょうか?
子どもに悪い影響を与える父親だからと面会をさせない親もたくさんいますが、悪い影響を与える父親からも、子どもは学ぶことがあるのだと隆さんの取材から感じました。

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