
【厳選】ママスマ編集部 おすすめ書籍を紹介
新たな生活に踏み出したシングルマザーの私たち。しかし、足元を見ればお金、教育、仕事、養育費などなど、不安と悩みは尽きません。それらの悩みに対し各方面の専門家、そして先輩たちが、書籍を通してたくさんの知恵を提供してくれています。ママスマ編集部では、そんな知恵とアドバイスの詰まった書籍を厳選、内容を抜粋して紹介してまいります。
目次
行動でウツ抜け01—思い切って”ママであること”をお休みする
POINT1:ママの疲労を回復するために必要な時間
POINT2:距離をおくことでママと赤ちゃんの心も安定する
育児や家事などを毎日こなすために、ママの頭の中は常に段取りでいっぱい。産後のうつヌケにはそれらを一時的に手放す時間も大切です。1週間のうち3時間だけでもママであることを休みましょう。家族が赤ちゃんを見てくれる間に、家事や仕事をするのはNG。睡眠時間にあてる、ショッピングや美容室へ行く、趣味に没頭するなど、リラックスできる時間にしましょう。
なぜなら、ママに余裕がないと、赤ちゃんもそれを敏感に察知し、心が不安定になりがち。また、離れる時間をつくることで親子の愛情の大切さに気づくこともあります。まずはママが“ママであることを休む時間を意識的につくること”が大切です。
行動でウツ抜け02—毎日60点でOK!100点はめざさない
POINT1:完璧を捨てると心にも余裕が生まれる
POINT2:「まあいっか」の気持ちを常にもつようにする
まじめな人や完璧主義の傾向が強い人ほど気持ちの落ち込みや産後うつ病になりやすい傾向にあります。産後は体のダメージや環境の変化が大きいので、日々の生活は完璧をめざさないようにすることがとても大切です。
出産前と同じような生活を送ることはむずかしいのが現状。だから、家が散らかっていても赤ちゃんにとって安全な環境であればOK!あえて点数をつけるとするならば、60点をめざしましょう。
度合いがちょうどいい=適当さを身につけて、たまには「まあいっか」の気持ちをもつことが大切です。
行動でウツ抜け03—朝日を浴びて一日をハッピーに過ごそう
POINT1:体内時計がリセットされて体が元気に!
POINT2:質のよい睡眠にもつながる
産後のうつヌケには日の光を浴びることも大切です。特に朝起きたらカーテンを開けて朝日を浴びるようにしましょう。そうすることで体内時計がリセットされて生活リズムがととのっていきます。また質のよい睡眠をとるためにも朝の日光浴は大切です。天気がいい日は、無理をしない程度に赤ちゃんといっしょに短い時間でもいいので散歩をしてみるのもいいでしょう。
また、日やけしない程度の外気浴は、ビタミンD不足で起こるくる病の予防になりますし、部屋の換気や光をとり込むことで気分転換にもなります。
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監修:小野陽子
産婦人科専門医、日本女性心身医学会認定医、女性医学会専門医。岩手医科大学医学部卒業。聖路加国際病院女性総合診療部をへて、東邦大学医療センター大森病院心療内科、対馬ルリ子女性ライフクリニック銀座に勤務。体と心の両面から女性の健康を支えている。3人の男の子のママでもある。