【厳選】ママスマ編集部 おすすめ書籍を紹介

新たな生活に踏み出したシングルマザーの私たち。しかし、足元を見ればお金、教育、仕事、養育費などなど、不安と悩みは尽きません。それらの悩みに対し各方面の専門家、そして先輩たちが、書籍を通してたくさんの知恵を提供してくれています。ママスマ編集部では、そんな知恵とアドバイスの詰まった書籍を厳選、内容を抜粋して紹介してまいります。

行動でウツ抜け04−有酸素運動にはうつを改善する効果アリ!

POINT1:運動は抗うつ効果を高める

POINT2:気分転換になりモヤモヤ・イライラが晴れる

産後うつ病やうつっぽい症状を改善するには、体を動かして血流をよくする、有酸素運動が有効だといわれています。また、運動することはうつ病を予防する効果があるという統計データも。

子育て中の産後ママには、ウォーキングやヨガ、ストレッチなど、あまりハードではない運動がおすすめ。ただし、産後すぐはまだ体が回復していないので、始めるなら産後1カ月以降にしましょう。自分の体調に合わせて無理せずやってみてくださいね。

行動でウツ抜け05−子育てにおいてもマインドフルネスをとり入れてみる

POINT1:漠然とした不安が軽減されてラクになる

POINT2:感情に振り回されず目の前のことをこなせるようになる

情報過多社会のいま、それらを取捨選択するのはむずかしく、どうしてもあれこれ考えがち。心が休まることがない人が多いのも現実です。特に子どもの成長や将来、場合によっては仕事復帰のことなど先々のことをあれこれ考えてしまうと混乱し、不安が大きくなってしまうことも。そういうときには先々の不明瞭なことを意識的に考えるのはやめて、目の前のできることをただ淡々とこなすことも大切です。

赤ちゃんがいるとむずかしいとは思いますが、ときには深呼吸をして、気分転換をしてみましょう。

マインドフルネスとは…

過去の失敗や未来の不安といったネガティブな考えから抜け出し、心を“いま”に集中させる状態。またそれらを瞑想によってつくり出すこと。集中力が高まったり、ストレス発散、睡眠の質の向上といった効果が実証されている。

行動でウツ抜け06−SNSはしんどいと思ったら見ない

POINT1:ストレス発散にもその原因にもなりえます

POINT2:自分にとって必要な情報かをジャッジ

多くの人がSNSのアカウントをもっている時代。閲覧や投稿でハッピーになることもあれば、ネガティブな気持ちになることも。育児ストレスを投稿すれば一時的に不安や不満を静められることもありますが、注意も必要です。

不特定多数の人に読まれることで意に沿わない書き込みをされることも。限定公開にするなどリスクヘッジをしましょう。閲覧については、気持ちがしんどいと思ったものは見ないことです。でもやっぱり見てしまうという人は、それを見て何を得ているか、必要な情報かどうかを自身に問うといいでしょう。そうすれば、距離をおいたほうがいいものかどうかの判断もしやすくなります。

また困ったときは専門家に相談し、正しい知識を得るようにしましょう。

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監修:小野陽子
産婦人科専門医、日本女性心身医学会認定医、女性医学会専門医。岩手医科大学医学部卒業。聖路加国際病院女性総合診療部をへて、東邦大学医療センター大森病院心療内科、対馬ルリ子女性ライフクリニック銀座に勤務。体と心の両面から女性の健康を支えている。3人の男の子のママでもある。