仕事・キャリア

派遣と社員どちらがいい? 〇と×でわかるシングルマザーの仕事選び

 

シングルマザーになって仕事を探す時、派遣社員と社員のどちらを選ぶべきか、悩む人も多いでしょう。生活費は必要だけれど、子どもとの時間も大切にしたい。そんなシングルマザーならではの悩みにもフォーカスしつつ、派遣社員と社員の安定性や給与などを徹底比較します。

著者 緒川 棗

目次

  1. 再就職先で悩むシングルマザーたち
  2. 派遣社員と社員の違いは?
  3. シングルマザーから見た派遣社員と社員のメリット・デメリット
    1. 仕事内容:派遣社員〇 社員×
    2. 自由度:派遣社員〇 社員×
    3. 安定性:派遣社員× 社員〇
    4. 給与:派遣社員× 社員〇
    5. 福利厚生:派遣社員〇 or × 社員〇
    6. 責任:派遣社員〇 or × 社員〇 or ×
  4. 自分に合った働き方を選択することが大切

再就職先で悩むシングルマザーたち

派遣と社員どちらがいい? 〇と×でわかるシングルマザーの仕事選び
(画像=takayuki/shutterstock)

シングルマザーになったタイミングで、再出発のため、仕事を探す人も多いでしょう。とはいえ、独身時代と同じ基準で仕事を選ぶわけにはいきません。

「保育園のお迎えに間に合う時間には仕事を終えていたい」「子どもが小さいので、残業は少ないほうがいい」「異動や転勤がある仕事はできない」など、シングルマザーならではのさまざまな制約があります。

こういった点を踏まえた時、社員ではなく、派遣社員として働くことを視野に入れる人も多いでしょう。今回は、これから仕事を探すシングルマザーに向けて、派遣社員と社員の違いやメリット・デメリットをわかりやすく解説していきます。

派遣社員と社員の違いは?

同じ職場で働いているとしても、派遣社員と社員では、立場は全く違います。社員は、その会社と雇用契約を結んでいます。それに対して、派遣社員は派遣元の会社と雇用契約を結んでいます。給与の支払い元も派遣元の会社であり、派遣元の会社は、職場となる企業から対価を受け取っています。

企業には、社員を雇いたくてもすぐにはスキルを持った人材が見つからない、繁忙期だけ手を借りたい、といったさまざまな事情やニーズがあります。こういった企業のニーズに応えるのが、派遣会社や派遣社員です。

そのため、基本的には一定の期間働いたら、その後は別の派遣先を探すことになります。良くも悪くも、身軽なのが派遣社員といえそうです。

シングルマザーから見た派遣社員と社員のメリット・デメリット

続いては、派遣社員と社員の違いについて、個別にメリット・デメリットを比較していきます。

仕事内容:派遣社員〇 社員×

派遣社員なら、自分の好きな仕事に絞って応募できます。これまでのキャリアや特定のスキルがあるなら、派遣社員という立場をあえて選択することで、自分の得意ジャンルに絞った働き方を実現できるでしょう。自分の好きな仕事や、スキルの活かせるジャンルが明確な人は、派遣社員を選ぶといいかもしれません。

自由度:派遣社員〇 社員×

派遣社員だと、勤務時間や勤務期間なども、応募する時点で明確に定められています。そのため、突然残業が発生して予定が狂うようなことは、社員よりも起こりにくいでしょう。また、飲み会などに参加したくない場合も、人間関係を気にせずにすむので、断りやすいというメリットがあります。

時短勤務を希望する場合や残業をしたくない場合など、自由度の高さでは、派遣社員に軍配が上がります。

子どもとの時間を大切にしたいと考えるシングルマザーは多いでしょう。特に子どもが小さいうちは、社員を選択してもなかなか思うように働けないことも多いため、派遣社員になって生活費を稼ぐのもいいかもしれません。

安定性:派遣社員× 社員〇

派遣社員の仕事は、基本的には期間限定で、満了になればまた次の仕事を探す必要があります。一方、社員の場合は期間の定めなく採用されることがほとんどです。安定性という意味では、派遣社員より社員の方が優れています。

給与:派遣社員× 社員〇

派遣社員の給与は、パート・アルバイトよりは高い水準であることがほとんどです。しかし、社員と比較すれば、低い水準と言わざるを得ないでしょう。企業としても、一時的に働いている派遣社員より、今後も働き続ける社員の待遇をよくするのは当然のことです。

派遣社員だと、昇給やボーナスなど、給与面のメリットは感じにくいでしょう。どうしても一定の給与が必要だという事情があるなら、社員として雇ってくれる理解のある職場を探す熱意が必要です。

福利厚生:派遣社員〇 or × 社員〇

派遣社員として働くうえで、福利厚生が心配だと感じる人も多いでしょう。まず押さえておきたいのが、派遣社員の場合、派遣会社の福利厚生が適用されるという点です。派遣先の会社の福利厚生は、社員でない以上、適用されることはありません。

派遣社員というと、福利厚生が充実していないというイメージを持つ人も多いでしょう。しかし最近では、福利厚生に力を入れている派遣会社も出てきています。ただし内容は派遣会社によるので、派遣会社を決める時は、福利厚生についてもしっかりチェックしましょう。

たとえば、社会保険への加入、有給休暇、健康診断、人間ドック費用の一部負担、ベビーシッター割引、スポーツジム割引といった福利厚生を用意している派遣会社もあります。

責任:派遣社員〇 or × 社員〇 or ×

責任をどのようにとらえるかは、人によって異なります。子育てに専念したいし、責任はあまりとりたくないと思うのであれば、派遣社員が向いています。一方、責任のある仕事に取り組み、しっかり生活費を稼ぎたいと思うなら、社員のほうがいいでしょう。

責任のある仕事を任せられるのは、圧倒的に社員です。派遣社員は一時的に企業に派遣されてきているだけなので、責任の重い仕事を任せられることはほとんどありません。

責任の重い仕事がないことを身軽ととらえるか、責任の重い仕事があることをやりがいととらえるか、個人の価値観によって変わってきます。

自分に合った働き方を選択することが大切

派遣社員と社員にはそれぞれメリット、デメリットがあり、一概にどちらがいいとはいえません。生活費を確保することも大切ですが、子どもと過ごす時間は他には代えがたいほど大切なものです。自分の求める仕事内容や働く時間帯、子どもの年齢などを考慮し、必要に応じて周囲の手も借りながら、自分たちに合った方法を模索しましょう。

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