LIVE Network by UUUMのシングルマザーライバーにお話し聞いてみた企画第2弾!

ライブコミュニケーションアプリ Pocochaでライバーとして活躍中のちんげん菜さん。インタビュー中も終始笑顔が印象的だったちんげん菜さん、「楽しいがモットーです」とライバーでの自分やお母さんである自分について赤裸々に語っていただきました。

ちんげん菜さんプロフィール:
ライバー歴:1年8ヶ月
子ども:3人

妊娠中の離婚裁判・・・

―今お子さんは何人いらっしゃまいすか。

子どもは3人います。1番上が小学校5年生、真ん中が小学校3年生で、1番下が2歳です。

―おひとりで3人育てられているんですね。いつ頃離婚されたんですか。

2人目を妊娠した時に離婚して、そのあとずっと1人で2人を育てていました。そのあと、結婚する予定の人がいて、妊娠しましたが、結局シングルで生んで、今もシングルで育てています。

―最初に離婚を考えた時、迷いとか不安とかありましたか。

最初の離婚が20歳だったので、「まだ次に進める」と思って、早めに踏ん切っちゃった方がいいなっていう感じで離婚しました。

―不安というよりは「こう進むんだ」という感じだったんですね。その時誰かに相談とかしましたか。

母にも誰にも相談しなかったです。離婚にあたって裁判をしたので、母には決まってから「離婚するにあたって裁判することになりました」というのを伝えました。元々支えてもらっていたので、裁判中も引き続き支えてもらっていました。

―裁判は大変じゃなかったでですか。

大変でした。8ヶ月くらいかかったので、妊娠中から始まって、結局裁判中に生まれちゃいました。

―調停も裁判も長い期間で、思うように進まなかったりとか、そもそもその時間さえ取るのも結構大変っていう中で、ご自身の気持ちとしてはどうでしたか。

大変でしたけど、その先を考えたら今頑張るしかないなっていう考えで突き進んでました。

3人の子育てもとにかく楽しい!

―今 3人のお子さんを育てられていますが、子育てはいかがですか。

楽しいです。大変なことはもちろんありますけど、楽しいの方が勝ってるかなって思います。子どもが全員女の子なので、一緒に洋服選んだり、ファッションの話もできたりします。それこそもっと小さい頃は 家族でお揃いの服を着たこともありました。

―ちんげん菜さんの自分の子育てのモットーってありますか。

モットーは「友達みたいな家族になる」がずっと決めてることです。だから、私が悩んだ時も1番最初に長女に相談したりもします。シングルマザーなので、ご両親が揃っている家庭との差をつけたくないので、子どもが楽しむことは全部やりたいし、それを一緒に楽しむべきだと思ってるのでそれを心がけてますね。

―素晴らしいですね。1番上のお子さん、女の子で小学校5年生だと大人まではいかないけど、結構対等に話せたりしませんか。

そうですね。対等に話せたり、相談もできるので、誰よりも先に相談しています。それこそ、「こういういい人いるんだけど」みたいなちょっと恋愛にかじった相談をしても、「いや、それはママに合わないんじゃないかな」みたいな回答をしてくれたりします。

子どもが小さい時から話すことを大事にしてきたので、娘たちも学校で好きな子できたことをすぐ報告してくれたりします。

―今その楽しいがモットーってお話されてましたが、とはいえ、イライラすることもありませんか。

イライラしちゃうので、その時は言うようにしています。

「今その行動を見て、イライラしちゃうから、これ以上いったら怒っちゃうかもよ」って。怒る前にそれを伝える、ちゃんと伝えることで「これこれこうしてごめんなさい」って、先に謝ってきてくれるので、言いますね。

疲れてる時とかも、今日疲れてるからって言うと、「じゃあお風呂洗ってくるから横になってていいよ」とか、協力するのが当たり前になってくれていますね。1人じゃさすがにできないことも多いので、子どもに協力してもらうことを前提に、でもそれがやらなきゃいけないってなったら違うと思うので、率先してやるようになってくれればいいなと思ってます。

―お手伝いは自主的にやってくれているんですね。

自主的にやってくれます。1番下の子の面倒もそうですけど、基本的には言う前にやってくれることのが多いのですごく助かってますね。

コロナがきっかけで始めたライブ配信

―話すのを大事にしていらっしゃるので、すごい楽しそうでいいなと今聞いてて思いました。お仕事もしながら、ライバーとしても活動されていらっしゃいますが、もともとちんげん菜さんがPocochaを始めたきっかけはなんだったんですか。

Instagramの広告に出てきたことがきっかけです。ちょうどコロナの時期だったのと、子どもが小さかったので、家で仕事を少ししていて時間があったタイミングでした。でも外には預け先もなくて、コロナの時期に外に働きに行く勇気もなくて、「じゃあ、時間があるから配信してみようかな」という気軽な気持ちで始めました。

―自分で見て始められたんですね。2年くらい配信していらっしゃいますが、結構大変じゃないですか。

再来月で2年になります。大変、、、大変な部分もありますが、今となってはリスナーの皆さんと話して寝ることが習慣の1つですね。

―配信は毎日されているんですか。

お休みの日もありますけど、基本的には毎日しようという気ではいます。時間帯は22時から、日付回って24時半ぐらいまでが 今の配信時間ですね。

昔はもっと2時、3時とかまでやってましたが、去年の7月から仕事を始めたので、それに合わせてリスナーさんにも理解してもらって、時間をどんどん変えていくようにしました。

―ちんげん菜さんはどういう配信をされているんですか。

お話したり、歌ってみたりもしますが、ちょっと他の人がやらないような顔面プリンや顔面パイなど、私が楽しくできるちょっとお笑いが混じった配信もしています。子どもがYouTubeを見るので、「こういうのあったからみたいなのをやってみれば」と配信でできそうなことを教えてくれることもあります。

―いらっしゃるリスナーさんは毎回同じ方ですか。それとも、毎回違う方がいらっしゃるんですか。

最初からずっと来てくださってる方もいますし、今月から出会ってきてくれてる方とか、すごいまちまちではありますね。

私の配信が生活の一部になってくれているのが嬉しい

―いろいろなライバーさんがいる中でちんげん菜さんの配信に対するこだわりとかありますか。

面白いことを見つけていくことと、包み隠さず配信でも出していくことにはこだわっています。ありのままの自分をいいなって思ってくれる方に見ていただきたいと思っていて、私がやることで楽しんでくれたらいいなと思って配信しています。

―今、配信をしていて、1番嬉しいことなんですか。

「今日も楽しかった」って言ってくださったり、「ここに来るのが、生活の一部だよ」と言ってくださる方もいるのでそれが嬉しいですね。私がそのリスナーさんとお喋りして1日を終えるのが、生活の一部になってるように、リスナーさんも、私の配信を見ることが、生活の一部になってくださってるっていうことがすごく嬉しいなと思ってます。

―今お仕事をしながら3人のお子さんの子育てと配信のバランスを保つコツはありますか。

バランス保つコツは、保てなくなったら休むですね。保とう保とうとするのではなくて、「あ、もうこれ超えちゃうな」っていうところが来たら、一旦休む。全力でやって、ちょっと力尽きたなと思ったら休むという風にやってます。

―その中でストレス解消であったり、ホッとする時間はどんな時ですか。

それが配信するときですね。配信時間が22時以降だと、子どもたちは寝ていて、自分の時間になるのでそれまでやっていた母親という立場から1人のちんげん菜としての時間が始まるみたいな感覚があって。自分の時間を持つことが生きていく上で、大事だと私は思っているので、その時間が配信の時間だから頑張れるみたいなところはあります。

お正月休みの温泉旅行がいい思い出!

―日々の生活の中でお子さんのことで、最近嬉しかったことってありますか。

お正月に配信もお休みいただいて、すごく久しぶりに4人で旅行に行ったことです。携帯もほぼ触らないという旅行をして、こういう時間も大事だなっていうのを改めて確認しました。

いつもは寝るのが別々ですが、みんなで一緒に温泉に入って、部屋でトランプして眠くなったら、「じゃあ寝ようか」って、1枚の布団で寝たのがとても幸せな時間でしたね。冬休みの宿題で子どもが1番楽しかったこととしてポスターに描いてくれたので、子どもも喜んでくれてよかったなと思ってます。

子どもの寝顔が次の日も頑張れる原動力になる

―そういう時間があるからこそ頑張れるとは思いますが、いろいろなことを両立している中でちんげん菜さんが続けられている原動力はなんですか。

これって決まったものはないんですが、毎日最後寝る時に、「あ、今日も楽しかったな」って寝れることで、次の日も頑張ろうってなりますね。子どもも朝起きておはようから、おやすみまでの表情を見て、今日どんな1日だったのかがわかるじゃないですか。それを毎日同じではないけど、楽しかったみたいな表情で寝てくれるのを見ると、明日も頑張ろうって思えてます。

―子どもの寝顔って不思議ですよね。すごいイライラしてても、寝顔見るだけで幸せな気持ちになれますよね。ちんげん菜さんのお話をお話伺っているとほんと「楽しい」がモットーなのが伝わってきますね。

楽しいって大事じゃないですか。

それこそ、離婚したばっかりの時は、仕事しなくちゃっていう気持ちが強くて、仕事仕事になっちゃってたりとかして、子どもと今日どんなことを喋ったっけみたいな日が続いたりしていました。でもそれじゃダメだなと思って、自分も楽しいで終われないし、子どもも楽しかったのかわからなくて。

少し夜更かししてでも楽しいことをしたりとか、 自分のゆっくりお風呂に入る時間を潰してでも子どもと何か楽しいことをしないと、どんどん暗い家庭にはなってっちゃうのかなって思ったんです。

自分が思う楽しいをもっと広げていきたい

―自分でちゃんと振り返らないと、そういう風には考えられないですよね。ちんげん菜さんのこれからのライバーとしても目標ってありますか。

自分が思う楽しいをもっとたくさんのリスナーさんに届けるっていうのがライバーとしての目標ですかね。私は楽しんで配信しているので、それをもっとみんなで共有して広がっていきたらなと思ってます。

―ライバーさんとしての目標をお聞きしましたが、こういう自分でありたいとか、将来具体的にこうなりたいとか姿とかありますか。

こうなりたいとはちょっと違うかもしれませんが、配信のアーカイブを子どもと一緒に見たりして、子どもが知らない私の姿みたいなのを共有したいですね。

自慢、ではないですけど、シングルマザーだからっていうのをマイナスな部分に捉えてほしくなくて、例えば、学校に行った時に、「うちはお母さんしかいないから、こういうことができたんだよ」とか言ってもらいたくて。

私は旦那さんがいる家庭をあまり経験したことがないですが、「お父さんが帰ってくるから、それまでにこれを終わらせなきゃ」とか、「お父さんが帰ってきてからご飯食べようね」とかっていうのがうちにはないので。

大人になってから、ママだったからこういうのができてたんだ、ママでよかったなって誇りに思ってもらえるような 生活にしていきたいです。

例えば、「今日みんなで体育あったから疲れたよね。じゃあ、出前取っちゃおうか」みたいなこととか、うちは女しかいないので、「じゃあ、みんなで今日疲れたから、銭湯行っちゃおうか」って言って、みんなで行って、だらだらしたりとか。なので、お母さんじゃない配信中の姿とかも見てもらいたいですね。

子どもは可愛いって言われるけど、私は言われないみたいなことを配信で言って、リスナーさんに可愛いってコメントをしてもらうみたいな時間があるんですよ。それも、やっぱりお母さんをやってると、子どもが可愛いって言われがちだけど、私も1人の女性として可愛いとか、魅力的なことを言われたいって思う時もあるので、そういう時間を配信中に作っていたりします。

24時間ずっとお母さんでいなきゃいけないというのは、私は違うと思っていて、お母さんじゃない時間も大事なんだよみたいなのを、子どもが大きくなった時に、わかってほしいなと思ってます。

―ママスマは離婚を考えてる人や同じようにシングルマザーで頑張ってる人が見ているメディアです。見てくれている方たちにちんげん菜さんからメッセージをお願いします。

無理をしないことかな、と思います。離婚で悩んでいた時もお金のことや、子どものこと、いろいろ悩んでいた時期はありましたが、最後はどうにでもなるの精神でしたね。

私は実家に帰らなかったので、実家にも頼れない、でもこのまま無理をして、その人と一緒にいる方がいいのか、自分が無理してる姿を子どもに見せていることが果たして子どもにとって幸せなのかって言ったら違うと私は思うんです。

でも、私はやるしかないんだって1歩踏み出したら、大変なことももちろんあるかもしれないけど、無理をしなくなるっていうだけで、すごく楽になる と思うんですよね。

仕事大変だったから、疲れちゃったんだよねって言うと、子どもも疲れるってわかるから、共有できると思うんですよね。だから、もう無理だったら無理って言ってもいいと思うんですよね。それが1番大事かなと思います。

今回、インタビューにご協力いただいたちんげん菜さんのアカウントは以下からご確認いただけます。
https://www.pococha.com/app/users/3b8b79fb-d230-4db1-ae98-84b49e08f3eb

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