節約のために家計簿をつけたくても、仕事や育児で忙しくて、なかなか継続できないママは多いはず。今回は、忙しいママのために、キャッシュレスサービスを活用してコスト管理をする方法を紹介します。昔ながらの家計簿に縛られる必要はありません。便利なサービスをどんどん活用し、効率化を図りましょう。
目次
家計簿が続かないからって自分を責めなくていい
書店には家計簿や家計管理のノウハウ本が並び、SNSには家計簿アカウント・貯金アカウントがあふれています。そんな中で、家計簿が続かないことで、自分を責めてしまっているママもいるのではないでしょうか。
しかし、仕事と育児を両立しながら家計簿をつけるのは、並大抵のことではありません。自分を責めるのではなく、自分に合ったやり方を探し、無理なく取り組むことが大切です。ここでは、家計簿をつけなくても家計のコストを一元管理できる方法を紹介します。
キャッシュレスサービス&家計簿アプリで効率化!忙しいママの家計管理術
家計簿をつけなくても、クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレスサービスを利用すれば、明細がデータで保存されます。そして、明細データを家計簿アプリに紐づければ、手間をかけなくても簡単にコストを一元管理できるのです。
いま、日本にはキャッシュレス化の波が一気に押し寄せています。「5%還元」の赤いマークを、店頭で見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。
もともとヨーロッパやアメリカでは、クレジットカードによるキャッシュレス決済が一般的でした。最近では、中国や東南アジアでもキャッシュレス化が一気に進み、露店でもキャッシュレス決済ができることも多いです。
そんな中、日本はキャッシュレス後進国といわれてきました。この状況を変えるため、政府は2020年6月末まで、対象店舗でキャッシュレス決済をした場合、決済金額の最大5%が還元される制度を作りました。
キャッシュレス化の流れは、今後も変わりません。今まで現金決済をしてきた人も、これを機にキャッシュレス決済への切り替えを検討してみましょう。
キャッシュレスサービスと紐づけ可能!無料で使えるおすすめ家計簿アプリ
続いては、キャッシュレスサービスと紐づけられる人気の家計簿アプリを2つ紹介します。
家計簿アプリ1:マネーフォワードME
マネーフォワードMEは資産管理・家計管理ができる無料のアプリです。アプリをダウンロードし、アカウント登録をすれば利用できます。
マネーフォワードMEでは、レシートを撮影すれば、アプリが店舗や品目、金額を読み取ってくれます。領収書を管理したり、家計簿に転記する手間がかかりません。
また、金融機関の残高・クレジットカードの利用明細と連携させることができるため、お金に関するすべての情報を一元管理できます。
1ヵ月あたりのコストを円グラフで確認したり、資産残高の推移をチェックしたりできます。
一部のサービスは、有料のプレミアムサービスに登録しなければ、利用できません。しかし、家計簿や資産管理目的で使うなら、無料でも十分活用できます。実際、無料会員として利用している人もたくさんおり、家計管理の決定版ともいえる人気のアプリです。
家計簿アプリ2:Zaim(ザイム)
ZaimもマネーフォワードMEと同様に、無料で利用できるアプリです。レシートを撮影して読み取る機能、銀行・クレジットカード等と連携する機能、集めた情報を一元管理し、分析する機能などがそろっています。
また、食費・交際費などカテゴリー別に予算を作成し、予算比で家計管理できるのがZaimの特徴です。あらかじめ予算を見積もっておくことで、生活費の管理がしやすくなり、無駄遣いが発生しにくくなります。
また、Zaim全体の平均値や自分とプロフィール情報の近い人のお金の使い方と、自分自身のお金の使い方を比較できる機能があります。家計簿をつけ始めたものの、何が正解かわからないと、なかなかモチベーションが保てません。Zaimを使えば、手軽に比較できる分、モチベーションを維持しやすくなります。
家計簿アプリで生活費を見える化!手書き家計簿と比較したメリットとは
手書きの家計簿だと、支出を1つ1つ計算しても、差引残高しかわかりません。月別の生活費を比較したり、資産残高を確認しようとすると、あらためて計算したり、自分でグラフを作成する手間がかかります。
しかし、キャッシュレスサービス&家計簿アプリの組み合わせなら、レシートを読み取るだけで、簡単に家計簿が完成し、先月比較や年間推移もすぐに確認できます。いつでも家計の全体像をクリアに把握できていると、自然と節約意識も高まるでしょう。
キャッシュレスサービス&家計簿アプリで自然と節約習慣を身につけよう
キャッシュレスサービスと家計簿アプリを活用すれば、手書きで家計簿をつけなくても、簡単に自分自身のお金の使い方や資産の推移を把握できます。仕事と育児で忙しいママこそ、最新のサービスを賢く活用し、時短&節約に取り組みましょう。