在宅ワークに興味がある子育てママへ向けて、おすすめの在宅ワーク5選を紹介します。在宅ワークで稼げるようになると、通勤時間などのロスを省くことができます。高収入も狙える在宅ワークとキャリアを積むコツを解説します。
目次
ママに「在宅ワーク」が人気な理由
在宅ワークは、時間に融通が利きやすいイメージもあって、育児と仕事を両立したいママたちに人気があります。在宅で働くことによって、通勤時間などのロスを省いたり、スキマ時間にちょっとした家事をしたりできるなど、時間を有効活用しやすくなるからです。子どもの都合に合わせやすいのはママにとって大きなメリットなので、在宅ワークは子育て中のママにもおすすめの働き方といえるでしょう。
しかし、在宅ワークには自己管理能力が常に問われます。仕事のスケジューリングなどはすべて自己責任なうえ、正社員以上の収入を得るにはそれなりのスキルアップも必須です。
在宅ワークって本当に稼げるの?
在宅ワークを検討するとき、やはり気になるのが収入面でしょう。特に育児中のママにとっては、生活を左右する大きな問題ともいえます。
結論から言えば、「自分にしかできない仕事」でキャリアアップしていけば、在宅ワークでも効率よく収入を得ることが可能です。スキルを積んで指名で仕事が入るようになれば、高収入も目指せるでしょう。
逆に、いわゆる“誰にでもできる仕事”は低単価の傾向にあります。いかに専門性や独自性の高いスキルを持っているかが重要です。
高単価も狙える!ママにおすすめの在宅ワーク5選
では実際に、スキルアップによって高収入を狙える在宅ワークにはどんなものがあるのでしょうか。以下、主なものを紹介しましょう。
文章作成が得意なら「ブロガー」「ライター」
ブロガーとは、自分のブログを運営し、広告収入などで収益化する仕事です。一方で、ライターは、クライアントに対して自分の文章そのものを商品として売る仕事となります。どちらも特に資格などは必要なく、誰でも取り組みやすいので人気があります。
文章を作成する仕事で高収入を狙う場合、ブロガーの場合はファンを増やし、いかに検索上位に記事を出してアクセスを稼ぐかというところが肝となります。一方、ライターは文字単価として報酬を得ることが多く、クライアントに対して十分なクオリティの記事を出さなくてはなりません。収入アップを狙うのであれば、専門知識を身につけたり、コツコツ実績を積んだりすることが必要です。
需要の大きい「Webデザイナー」
「Webサイト制作に興味がある」というママには、Webデザイナーという道もおすすめです。企業にとってホームページやECサイトは必須となっているいま、Webサイトを製作するWebデザイナーの仕事は、今後さらなる需要拡大が見込まれます。
今後は、動画編集などのスキルもあわせて持っておくとより仕事の幅が広がるでしょう。
高収入を狙える「ITエンジニア」「プログラマー」
専門職、技術職であるITエンジニアは、在宅ワークがしやすく高収入を得やすい職業の1つでしょう。なかでもプログラマーは、言語やシステムに対する専門性が高いだけあって独立しやすく、企業に属せず高収入を得ることが可能です。なかには年収1,000万円を超える在宅プログラマーもいるほどで、業界の将来性も十分あります。自分で仕事を受注できるようになれば、在宅ワークとして十分キャリアを確立していけるでしょう。
また、近年はITエンジニアのなかでも、データ分析などの知識を持つデータサイエンティストを求めている企業は多くあります。データ分析には高い技術レベルが求められますが、そのぶん需要は安定しているので、コツコツ実績を積んでいけば安定した生計を立てやすくなります。
「得意」や「経験」を生かせるスキルシェアリング
スキルシェアリングとは、自分の空いた時間や得意なことを、スキルとして売ることです。たとえばハンドメイドやメイクのノウハウや、英会話などの語学系、ビジネススキルなどを教えるものから、ヨガなどのヘルスケア系、占いや恋愛相談などカウンセリング系まで、自分ならではの関心事や得意分野を生かして仕事にすることができます。日頃の子育ての経験も、誰かのために生かせるかもしれません。
スキルシェアリングには、「ココナラ」や「ストアカ」などのスキルマーケットを利用するのがおすすめ。“自分ならでは”のスキルを持っていて、需要があればあるほど高収入が狙えますが、クラウドソーシングと同じでシステム手数料が発生するのがネックです。
強いこだわりや高い知識を生かせる「SNSインフルエンサー」「Youtuber」
もしもまわりをあっと驚かせるような高収入を狙いたいのであれば、SNSのインフルエンサーやYoutuberといった仕事も、近年ひとつの「在宅ワーク」として確立しつつあります。こだわりの趣味をもっていたり、生活に役立つTipsをたくさん知っていたりするのなら、その情報を広く発信、拡散することで、収益を上げるものです。
他の仕事とは少しカラーが異なりますが、ITツールがこれだけ身近になった今、自分の得意を生かして発信する仕事にやりがいを見出して、成功を掴む人も少なくないでしょう。
このほか、安定した仕事を求める場合、データ入力や事務代行などの仕事も近年人気です。もともと会社員だった人などは、仕事の経験をそのまま生かせるので、育児との両立もしやすいでしょう。
在宅ワークで報酬を得るには、スキルアップと信用構築が必須
在宅ワークと一言で言っても、「フリーランス」なのか「内職」なのか、その意識の違いで仕事の幅や収入に差が出ます。また、ハンドメイド作家など、最初は内職で小さくやっていたのが、徐々にスキルが上がりファンがついて、立派な事業として起業する人もいます。
また、普段自分の時間が持てない忙しいママほど、「自分の好きなこと」を仕事にすることで、育児と仕事を両立しながら“好きなこと”にも時間を充てられるようになります。ただし、好きなことを仕事にして報酬を受け取るためには、それなりのスキルアップや信用構築が必須であることを忘れてはなりません。
子育てとキャリアを両立することは簡単なことではありませんが、そのなかで「在宅ワーク」はママの働き方を自由にしてくれる手段の1つといえます。努力次第では、きっと新しい人生を切り開くきっかけとなるはずです。