【厳選】ママスマ編集部 おすすめ書籍を紹介
新たな生活に踏み出したシングルマザーの私たち。しかし、足元を見ればお金、教育、仕事、養育費などなど、不安と悩みは尽きません。それらの悩みに対し各方面の専門家、そして先輩たちが、書籍を通してたくさんの知恵を提供してくれています。ママスマ編集部では、そんな知恵とアドバイスの詰まった書籍を厳選、内容を抜粋して紹介してまいります。

著者 新川てるえ

目次

  1. 当初はお金がかかることを覚悟しておく
  2. 子どもがいる分、初婚以上に慎重に計画を立てる

当初はお金がかかることを覚悟しておく

(画像=SasinParaksa/stock.adobe.com)

再婚したらひとり親家庭ではなくなるので、経済的に楽になるはずと思って再婚する人が多いでしょう。しかし予定外にセメントベビーができた場合など、妻が働けなくなったうえ、上の子の学費がかかって四苦八苦している、などという話もよく聞きます。
昨今、結婚に必要な準備金は最低300万円といわれています。初婚のときには冷静に準備金を考えられるのに、再婚のときにはまったく考えない人が多いのはなぜでしょう?
じつは私も再婚を決めた当初は、2つの家族が一緒に住み、稼ぎ手が2人になるのだから、間違いなく生活は楽になるはずだと思い込んでいました。
無計画に同居を決めたので、まず引っ越し代や不要になった家具の処分費などがかかり、予想外の出費になりました。わが家の場合には、夫家族が私の賃貸の家に引っ越してきましたが、新生活を始めるにあたって古い布団や子どもの学習机などを処分してしまったので、なにかと物入りでお金がかかりました。子どもたちは引っ越しにより新しい学校や保育園に通うことになり、制服や持ち物をそろえるのにも出費がありました。おまけに、夫には蓄えがないどころか元妻のつくった借金がある状態だったので、新生活が落ち着くまでは、家計のやりくりが本当に大変でした。
また、再婚当初はどうしても、妻側に家事や子育ての負担がのしかかります。再婚を機に専業主婦になる人も多いですが、私は専業主婦にはならず、自分の仕事量を意識して減らしました。当時は無理をして、家事と育児をすべてこなそうとしていました。
再婚から6年経ったいまでは家計に余裕ができたので、仕事は減らさずにバリバリ働いて家事や育児をアウトソーシングするほうが、家計のためになると割りきっています。

子どもがいる分、初婚以上に慎重に計画を立てる

ご家庭によって生活設計はさまざまでいいとは思いますが、再婚にも準備金が必要だということは忘れないでください。ひとり親家庭に支給される児童扶養手当もなくなりますし、ご家庭によっては養育費も減額になります。再婚前におたがいの財産を開示しあって、再婚にともなう諸経費をどう負担するか、計画をきちんと立てましょう。
再婚にあたって生命保険の見直しも行なうといいでしょう。私もシングルマザーの時期には、一家の大黒柱として、万が一のために保証の大きな保険に入っていましたが、再婚後は保証額を減らし、その分を家計や学資保険の追加にまわしたりしました。再婚後の生活設計は、すでに子どもがいる分、初婚以上に慎重に考えるべきことだと思います。

子連れ再婚を考えた時に読む本

新川てるえ(しんかわ・てるえ)
作家、家庭問題カウンセラー、NPO法人M-STEP理事長。1964年生まれ。離婚・再婚経験を生かし97年にシングルマザーのための情報サイト「母子家庭共和国」を立ち上げる。家庭問題カウンセラーとして雑誌やテレビなどで活躍。著書に『シングルマザー生活便利帳』(太郎次郎社エディタス)、『子連れ離婚を考えたときに読む本』(日本実業出版)など。

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